こよみのお話(方位占い編)~第六夜~
グレゴリオ暦3月18日。旧暦ですと如月の十一日。
もうすぐ春分ですが、すっかり春らしくて暖かいですねぇ。
この時期はサロンの温度調整に苦戦するのんです。
さて、前回からだいぶ日がたちましたが、
かまわずお話いたします、こよみのお話、第六夜。
今夜は占いの抜け道的なほのぼのしたお話。
恵方ってあるじゃないですか。
僕も、今年の節分に恵方巻きを恵方に向かい無言でもぐもぐ食べましたが。
恵方はいいです、いい方角なんですから。
それとは逆に困ってしまうのが凶方でございます。
東西南北、色々な方位に神様がいて、
それが災いをもたらす神であるとその方角には行ってはいけなかったり、
そこで商売をしてもうまくいかなかったり、家を建ててはいけなかったり、
それこそ家族全員、それで足りなければ近隣縁者まで皆殺しという
怖い怖い神様がいる方角まであるそうです。
で、そのような凶方は九星占いでは九星のシステムで
別の方位占いなどでは十二支に基づき決まるそうです。
僕も細かいことは理解できませんが。
で、むかーしむかしなどでは遷都するときに恵方、凶方で大問題になったり、
戦でもそっちは凶方だからといって出陣を躊躇することもあったそうです。
で、方位神の中でも「大将軍」という怖い神様がいらっしゃいます。
なんと、この大将軍がいらっしゃる方角をおかすと
3年以内に必ず死ぬと言うそれはそれは怖い神様だそうです。
で、この神様。なんと同じ方位に3年もとどまる。
たとえば北にこの大将軍がいれば向こう三年、
北では建築、移転、結婚、出陣、その他もろもろが大凶なのだそうです。
これは困った。
北に大好きな人がいるのに3年も結婚できん。
ということで、昔の人はどうしたかと言うと
無理やり「大丈夫な日」を作ったと。
春、夏、秋、冬、そして土用に5日間、大丈夫な期間、
遊行日を設けたそうです。
なんかいーなーと思うのです。こういういい加減さ。
九星などは流派によってもそれはそれは細かいシステムで複雑に構築されていて、
十二支、十干などの恵方、凶方もむかーしむかしの人たちが
色々な経験則、システムを駆使して考えたものでしょう。
そんな精密なシステム、昔から受け継がれてきた不便だけど
伝統ある、恐れ多いシステムを
「不便だから変えちゃえばいんじゃね?」
って言う勇気ある人がその昔いたんでしょうね。
み~んな不便だと思っていたけど、昔からの慣習があって
そんなこと言えなかった。
でも、不便。じゃぁちょっと変えちゃおう、と。
で、実際変えてみてもそんな怖いことが起きることもなかったのでしょう。
占いと言うのは「ちょっと気をつける」程度の利用の仕方がいいのではないでしょうか?
ちなみに、家康は関が原の戦いの時に家臣から
「西は塞がり(凶方)であるから出陣はいかがなものか」
と言われた時
「西が塞がりならば私がいって開いてこよう!」
と凶方という意味を自分本位に解釈をして出陣したそうです。
さすがつわもの。
もうすぐ春分ですが、すっかり春らしくて暖かいですねぇ。
この時期はサロンの温度調整に苦戦するのんです。
さて、前回からだいぶ日がたちましたが、
かまわずお話いたします、こよみのお話、第六夜。
今夜は占いの抜け道的なほのぼのしたお話。
恵方ってあるじゃないですか。
僕も、今年の節分に恵方巻きを恵方に向かい無言でもぐもぐ食べましたが。
恵方はいいです、いい方角なんですから。
それとは逆に困ってしまうのが凶方でございます。
東西南北、色々な方位に神様がいて、
それが災いをもたらす神であるとその方角には行ってはいけなかったり、
そこで商売をしてもうまくいかなかったり、家を建ててはいけなかったり、
それこそ家族全員、それで足りなければ近隣縁者まで皆殺しという
怖い怖い神様がいる方角まであるそうです。
で、そのような凶方は九星占いでは九星のシステムで
別の方位占いなどでは十二支に基づき決まるそうです。
僕も細かいことは理解できませんが。
で、むかーしむかしなどでは遷都するときに恵方、凶方で大問題になったり、
戦でもそっちは凶方だからといって出陣を躊躇することもあったそうです。
で、方位神の中でも「大将軍」という怖い神様がいらっしゃいます。
なんと、この大将軍がいらっしゃる方角をおかすと
3年以内に必ず死ぬと言うそれはそれは怖い神様だそうです。
で、この神様。なんと同じ方位に3年もとどまる。
たとえば北にこの大将軍がいれば向こう三年、
北では建築、移転、結婚、出陣、その他もろもろが大凶なのだそうです。
これは困った。
北に大好きな人がいるのに3年も結婚できん。
ということで、昔の人はどうしたかと言うと
無理やり「大丈夫な日」を作ったと。
春、夏、秋、冬、そして土用に5日間、大丈夫な期間、
遊行日を設けたそうです。
なんかいーなーと思うのです。こういういい加減さ。
九星などは流派によってもそれはそれは細かいシステムで複雑に構築されていて、
十二支、十干などの恵方、凶方もむかーしむかしの人たちが
色々な経験則、システムを駆使して考えたものでしょう。
そんな精密なシステム、昔から受け継がれてきた不便だけど
伝統ある、恐れ多いシステムを
「不便だから変えちゃえばいんじゃね?」
って言う勇気ある人がその昔いたんでしょうね。
み~んな不便だと思っていたけど、昔からの慣習があって
そんなこと言えなかった。
でも、不便。じゃぁちょっと変えちゃおう、と。
で、実際変えてみてもそんな怖いことが起きることもなかったのでしょう。
占いと言うのは「ちょっと気をつける」程度の利用の仕方がいいのではないでしょうか?
ちなみに、家康は関が原の戦いの時に家臣から
「西は塞がり(凶方)であるから出陣はいかがなものか」
と言われた時
「西が塞がりならば私がいって開いてこよう!」
と凶方という意味を自分本位に解釈をして出陣したそうです。
さすがつわもの。
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