こよみのお話~第四夜(新暦のわけ)~
グレゴリオ暦2月28日。旧暦ですと睦月の廿二日。
ここ数日、横浜地方は風が強かったんですが、
ウチのサロンは4階建ての4階、つまり最上階、しかも角部屋に位置するのですね。
風が強すぎるとですね、微妙に揺れるんですね。
怖いんですよぉ。地震とはまた違う揺れ方でして、怖いんです。
でも、今日はいー天気
というわけで、久々のこよみのお話です。
日本が旧暦から新暦に変わったのは明治5年の12月3日です。
前もって国民に通達があったわけでなく、
そのひと月ほど前に、
「来月から新暦にかわりまっせ。来月の12月3日が明治6年の1月1日!」
とひどくあっさりと官報に発表されたそうです。
新暦を導入した理由は欧米諸国との「時」の認識を一致させるためでしょうが、
なぜこんな急に導入することになったのか?
そこには非常に現実的な問題がございました。
その最大の理由はお金
だそうです。
時の明治政府(いまの日本国もそうですが)財政が大赤字。
すこしでもその赤字を減らそうと考え、思いついたのが
役人の給料をへらすこと。
旧暦の12月3日から新暦の1月1日にしてしまい、
「12月は2日しかないから12月の給料は払わんもんね」
という極道もびっくりな屁理屈をコネ、
それを押し通すために旧暦を急に導入したのだそうです。
さらにさらに、明治6年は旧暦ですと、なんと閏月が生じます。
そのまま旧暦で明治6年を過ごすと、その年の給料は13ヶ月分払わなければなりません。
「13ヶ月分も給料払えんもんね!新暦にすれば12ヶ月分で済むもんね!」
というわけで、なんとしても明治6年に新暦を導入しなければならなかったわけで、
それで時の明治政府は急に新暦を導入したんですね。
もらう方からすれば「なんやそれ!」な感じですが、
あげる方からすれば「ええこと思いついた!」という感じでしょうか?
いまこんなことしたら色んな面から大騒ぎでしょうね。
さて、次回こよみのお話は「占い」についてのお話、の予定です。
ここ数日、横浜地方は風が強かったんですが、
ウチのサロンは4階建ての4階、つまり最上階、しかも角部屋に位置するのですね。
風が強すぎるとですね、微妙に揺れるんですね。
怖いんですよぉ。地震とはまた違う揺れ方でして、怖いんです。
でも、今日はいー天気

というわけで、久々のこよみのお話です。
日本が旧暦から新暦に変わったのは明治5年の12月3日です。
前もって国民に通達があったわけでなく、
そのひと月ほど前に、
「来月から新暦にかわりまっせ。来月の12月3日が明治6年の1月1日!」
とひどくあっさりと官報に発表されたそうです。
新暦を導入した理由は欧米諸国との「時」の認識を一致させるためでしょうが、
なぜこんな急に導入することになったのか?
そこには非常に現実的な問題がございました。
その最大の理由はお金

時の明治政府(いまの日本国もそうですが)財政が大赤字。
すこしでもその赤字を減らそうと考え、思いついたのが
役人の給料をへらすこと。
旧暦の12月3日から新暦の1月1日にしてしまい、
「12月は2日しかないから12月の給料は払わんもんね」
という極道もびっくりな屁理屈をコネ、
それを押し通すために旧暦を急に導入したのだそうです。
さらにさらに、明治6年は旧暦ですと、なんと閏月が生じます。
そのまま旧暦で明治6年を過ごすと、その年の給料は13ヶ月分払わなければなりません。
「13ヶ月分も給料払えんもんね!新暦にすれば12ヶ月分で済むもんね!」
というわけで、なんとしても明治6年に新暦を導入しなければならなかったわけで、
それで時の明治政府は急に新暦を導入したんですね。
もらう方からすれば「なんやそれ!」な感じですが、
あげる方からすれば「ええこと思いついた!」という感じでしょうか?
いまこんなことしたら色んな面から大騒ぎでしょうね。
さて、次回こよみのお話は「占い」についてのお話、の予定です。
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